スズキ【ジクサー150】のタイヤサイズとタイヤ交換
スズキ ジクサー150のタイヤサイズが微妙で、選択肢がなくて困ります。
そもそもですが、フロントがバイアスタイヤ、リアがラジアルタイヤという組み合わせ。
ノーマルだとダンロップタイヤの組み合わせがあって、それを買い換えれば良いだけの気がしますが、結構お高いのです。
ですし、せっかくのタイヤ交換のチャンスに、違う銘柄のタイヤであったり、違うブランドのタイヤであったり、買い替えて試してみる良いチャンスじゃないですか。せっかくの機会を無駄にしたくないという思いもあるわけです。
そんなわけで、バイク屋さんめぐり。
たくさんみて、たくさん情報収集しました。
それでも純正のタイヤサイズは見つからない
何店舗も見ましたが、全く同じタイヤサイズってないものですね。
フロントタイヤだけなら結構あるし、リアタイヤだけなら同じサイズのタイヤは見つけたのですが、組み合わせ的にバチっとハマる組み合わせがない。
フロントがオーソドックスなツーリングタイヤで、リアがイケイケなハイグリップタイヤってわけにもいかないですよね。
だいたい、私が乗るのではなく、このジクサーは奥さんのマシンなので、あまり癖の強い組み合わせや、タイヤを選ぶわけにもいかない。
前後バイアスタイヤの組み合わせ
リーズナブルにタイヤ交換をしようと思ったら、前後輪ともにバイアスタイアで揃えてしまうのが良さそうでしたので、その選択肢を探ってみました。
いくつかの選択肢はあるもの、ちょっと珍しいサイズで、リアタイヤの良いのが見つけられないことに変わりはなく、仕方がないので、リアタイヤについては、サイズ違いを履いてみることにしました。
ちなみに、ジクサー150の純正タイヤのサイズはこちら。
前輪:100/80-17 M/C 52S
後輪:140/60R17 M/C 63H
純正で付いてくるのは、ダンロップタイヤのそれぞれ
フロント:K275 リア :K510
素直にこちらを履いておけば、間違いはないです。
でも、あえて変更して選んだのが、こちら、
同じダンロップではありますが、GT601。
前輪:100/80-17 M/C 52H
後輪:140/70-17 M/C 66H
後輪の扁平率が、60から70に変わり、タイヤの構造がラジアルからバイアスに変わることになります。
荷重指数が63から66になったり、前輪の速度記号がSからHに変わったりもしていますが、より大きな荷重や、速い速度に対応する数値や記号なので、特に問題なないでしょう。
多少の違い
リアタイヤの扁平率が、60から70に変わるというのは、タイヤの潰れ具合が小さくなる方向の変化なので、ぱっと見、タイヤの外形寸法が大きくなります。
ほとんど気づかないレベルですが、車種によっては、フェンダー(泥除け)がタイヤに当たるようになったり、気持ち、足つきが悪くなったり、スピードメーターや距離計の数字がおかしくなったりすることが考えられます。
実際にタイヤ交換をしてみて、奥さんが乗る前に、私が確認走行をしましたが、リアフェンダーにタイヤが当たるとかはなく、足つきの変化も気づかないレベル。
スピードメーターの変化とかは、分かりません。
もともと誤差が大きいものと思っていますので、個人的には、あまり気にしていません。
注意点があるとすれば
スピードメータの誤差は、パトカーや白バイと並んで走る時に、注意が必要(メーターよりも5〜6%くらい、実測値が速いかもです)
スピードよりも、距離の違いで、実走行よりも走行距離が進むかもしれないので、のちに売却などを考えている人にはお勧めしません。
あと、指定外寸法だと、バイク屋さんによっては、交換作業をしてくれないケースもあるかもしれませんのでご注意ください。
GT601のこの寸法のリアタイヤって、思えばカワサキのNinja250と同じサイズなんじゃないかな。
たくさん売れているタイヤは、セールの対象にもかかりやすいと思うので、お得ではあると思います。
少しだけ、乗り味が変わったり、安全に楽しめたらそれでいいんじゃないかと思います。
とか言いながら、次にタイヤ交換する時には、フロントバイアス、リアラジアルの標準タイヤに戻して、なぜスズキがそれを選んだのかを体感し直してみようと思っています。
参考になれば嬉しいです。
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