ホンダ【APE100DX】のタイヤサイズとタイヤ交換

ホンダ【APE100DX】のタイヤサイズとタイヤ交換

ホンダのエイプ(APE100DXの白赤モデル)に乗っています。前回のジクサー同様にタイヤサイズが微妙です。
中古車として購入したエイプでしたが、その時に履いていたタイヤは純正のサイズとは異なるものでした。

本来のメーカー指定サイズだと乗り味は変わるのだろうか? などと考えながら、タイヤ交換をしてみました。

 

そもそもですが、タイヤが変な減り方をしていたり、タイヤ面にクラックが入ったりしていました。
ついでに言うと、バルブ周りが不安で、数日経つとエア圧が変に低くなっているという状況を繰り返していました。

タイヤの減り方が変

タイヤにクラック

バルブが怪しい

 

前のオーナーが選択していたタイヤは、前後ダンロップのTT93GPで、サイズは120/70-12のチューブレス。
いわゆるハイグリップタイヤに属するもので、トレッドもカットスリックみたいな形状。

ちょっと砂の浮いたり、湧水に濡れたりした峠道で安心して走れるのか?というと、少し怪しいタイヤでした。

TT93GP のトレッドがカットスリックみたい

TT93GP のトレッドがカットスリックみたい

扁平率70というのが、メーカー推奨値と異なる部分で、純正指定は扁平率80です。

12インチの扁平率80って、探すとわかりますが、意外とないのです。

格安のタイヤメーカーもあるものの、昔、4輪に中国製の某タイヤを履かせて走って、大事故をし死ているので、信用出来るタイヤがいいなと思いました。

そんなわけで、バイク屋さんめぐり。

たくさん見て、触って、たくさん情報収集しました。

純正のタイヤサイズについて

純正のタイヤサイズは、120/80-12なのですが、扁平率70はあるのですが、扁平率80ってなかなか見つけられません。

やっと見つけても、このサイズって、基本的にビッグスクーターのサイズと同じなのですね。

スクーター用のタイヤ陳列エリアに入ってしまう。

タイヤ陳列

でも、なんか違う気がする。

スクーターとオーソドックスな形状のバイクって、力のかかり方とかが違うのではないだろうか?

別に、深いバンク角で攻めて走りますというわけではないけれど、若干疑問が生じました。

とはいえ、選択肢が無さ過ぎまして。

純正タイヤとして、新車購入時についてくるタイヤはダンロップのKなんちゃらというタイヤで、かなりオフロード寄りに見えるトレッドパターンのタイヤです。速度記号を見ましても、まぁ飛ばさないですよね。という標準的なものでしたので、私の選択肢には入ってきませんでした。
 

選択したタイヤの組み合わせ

色々悩んで、自分の走る場所などとも相談して、ミシュランタイヤにしました。

ミシュランタイヤ

改めて、APE100DXの純正タイヤサイズはこちら。

前輪:120/80-12 M/C 55J(Type-Dについては、サイズは同じだけど 65Jだそうです)

後輪:120/80-12 M/C 55J(同上)

純正で付いてくるのは、ダンロップタイヤのそれぞれ
フロント、リア共に  K180
(これって、サイズが違うけど、昔のホンダのフラットトラッカーFTR250と同じですよね? このトレッドパターンは、見覚えがあります)

素直にこちらを履いておけば、間違いはないのでしょうが、私が選んだのが、こちら、

ミシュランタイヤの、CITY GRIP2

ミシュランCITY GRIP2

普段使いように、急な雨などでも困らないように、ウエット性能なども考慮しました。

ミシュランCITY GRIP2 前輪

ミシュランCITY GRIP2 後輪

路面の状況変化への対応性が高そうなタイヤです。

 

寸法はこちら。

前輪:120/80-12 M/C 65S TL

後輪:120/80-12 M/C 65S TL

タイヤの構造は、ラジアルではなくバイアスタイヤです。

ミシュランCITY GRIP2 サイズ

荷重指数を55から65へ、速度記号もJからSのタイヤに換えました。

荷物を運んだり、振り回したりを考えて、より頑丈そう?なタイヤを選びました。

この辺り、CITY GRIP2 がちょっと抜けていたのです。

このタイヤサイズで、65Sってなかなかないんですよ。Jが多いです。

バルブも交換

ゲイルスピードのエアバルブ 75度

不安要素だったエアバルブも交換しました。

タイヤほど高いものではないので、ちょっと頑張ってゲイルスピードさんのいい感じのやつを選びました。

キラキラ系のお金持ちマシンみたいにはしたくないので、色は黒。

知る人ぞ知る。わかる人には分かる。玄人仕様? です。笑

少しは軽量化にも貢献しているのだろうか?

ここは信頼性と、かっこよさ優先です。

 

多少の違い

タイヤが変わって、扁平率も70から80に変わってですが、そんなにびっくりするような変化は感じられませんでした。

タイヤ交換 ミシュランCITY GRIP2 前後

タイヤがひと回り大きくなった感覚はあって、重心も少し上に上がった気がします。

ミシュランCITY GRIP2 前輪

ミシュランCITY GRIP2 後輪

ハンドリングが少しだけ重めで、穏やかになった気もしますが、気になるほどでもなかったです。

気のせいかも知れません。笑

ラジアルタイヤを履きたいと思ったのですが、扁平率80のラジアルなんて、ないですよね。苦笑

 

速度記号って何?

補足説明です。

タイヤ交換の時って、タイヤのサイズは気にすると思うのですが、右に書いてある55Jとか65Sって何?って思いますよね。

この記載を読み解くと、数字の部分が荷重指数で、アルファベットが速度記号です。

荷重指数

決められた条件下で、そのタイヤに付加出来る最大荷重を示す数字記号なのだそうです。
LI:Load Indexとも言うようです。

ちなみに、先ほどのAPE100の例ですが、
55:218Kg
65:290Kg

大型バイクだとこの辺りの数字になります。
68:315Kg
69:325Kg

 

速度記号

決められたの条件下で、そのタイヤが走行出来る最高速度を示す記号。
SS:Speed Symbol とも言うそうです。

ちなみに、先ほどのAPE100の例ですが、
J:100Km/h
S:180Km/h

大型バイクだとこの辺りの数字になります。
H:210Km/h
V:240Km/h
W:270Km/h
ZR -(W):270超Km/h

参考情報
ダンロップ社、ブリヂストン社の情報サイト

エイプでタイヤ交換後の試走

 

参考になれば嬉しいです。

 

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