バイクのオイル交換を自分でやってみよう!
今日使うバイクは、ホンダのスクーター、トゥデイ君です。
大きなバイクでも、基本は同じなのでご心配なく。
普段、奥さんが乗っているのだけれど、しばらくオイル交換していないのは目に見えているので、年末の大掃除にあわせてやっておきました。手順とあわせてご確認ください。
オイル交換ってどうやるの?(交換方法)
しばらく使って、汚れたり、古くなったりしたエンジンオイルを抜いて、その代わりに新しいきれいなオイルを入れてあげる。
簡単に言うとそれだけです。
なので、少しの工具が手元にあれば、自分でも出来ます。
オイル交換の費用
オイル交換を自分でやるメリットは、何より安上がりなこと!
いつも自分でやってしまうので、いくらだったっけ?と思いますが、奥さんが何度かバイク屋さんでやってもらっていて、確か、オイル代込みの場合もありますが、1,000円~2,000円くらい余計にかかるイメージだったと思います。
作業工賃が不要ですので、オイル代、ワッシャー代(後で説明)くらいなものです。
バイクのコンディションも自分で把握出来るし、そもそも簡単なのですごくオススメです。
オイル交換の際に準備するもの(工具等)
・エンジンオイル適量(必要容量はバイクに書いています)
・ワッシャー(先に調べておいてね)
・廃油入れ容器(後で良い方法を説明します)
・工具(ドレンボルトのサイズを見ておいてください)
・バイク(当たり前か……)
ボックスレンチ、特にTレンチ(写真)なんかがあるとすごく作業が楽です。(必須ではありません)
ちなみにホンダ トゥデイのドレンボルトのサイズは17mmでした。
バイクのオイル交換作業(原付で実演)
はじめに
平らな場所が良いです。
埃っぽくない所が良いです。
エンジンを暖めます
暖機運転でエンジンオイルを温めましょう。
エンジン内部を洗浄する効果と、後でエンジンオイルが抜けやすくなる効果があります。
↑ どれがドレンボルト(廃油抜き用ボルト)か分かりますか?
廃油入れを用意します
エンジンを暖めている間に、廃油入れ容器を用意してしまいましょう。
オイルパンなどという名の専用トレーもありますが、まぁそこまでは要らないです。
「オイルパックン」などという商品名の廃油容器が売っていたり、ホームセンターの台所用品売り場などには「固めるテンプル」とか、食用油用の便利グッズで、バイクの廃油処理用に代用出来るものもいくつか揃っています。
ただし、今回は、「ペット用のトイレシート」と活用するという技を使うことにしました。
写真は厚手のビニール袋にトイレシートを敷き詰めましたの図です。
あとで追加しましたので、結局10枚くらい使いました。
ドンキでレギュラーサイズ204枚入りが980円、もう少し高級バージョンで132枚が1280円など、種類も豊富ですし、簡単に手に入ります。ふんだんに使ってもお財布には響きません。
エンジンオイルを抜きます
さて、ドレンボルトを緩めて、オイル抜きを開始します。
注意)暖機運転後ですから、熱いですよ!
必ず、軍手などしておいてくださいね。やけどします。オイルがかかっても熱いです。気をつけて。
ドレンボルトが横向きについている場合、勢いよくピューッと小便小僧のおしっこのようにオイルが飛び出て来ることがあります。
受け皿や受け箱、容器の位置にご注意ください。
しかし、黒い。。。黒すぎる。真っ黒ですね。(^_^;)
オイルはしっかり抜ききりましょう
下の写真は、思ったよりもオイルが出てきたので(トゥデイのオイル交換容量は0.7リットル)慌てて追加用のペットシートを投入しましたの図。
ゆっくりきっちり抜ききってしまいたいので、フィラーキャップ(オイルを入れる側の上のネジ蓋)も開けておきましょう。
さて、そろそろイケたかな?
と、おもいきや、バイクを穴側に傾けたら、まだまだ出てきました。
オイル投入の準備
オイルが抜けきるまではヒマなので、その間に、ドレンボルトとワッシャーの確認をしておきましょう。
「あれ? ワッシャーがない! どこに行った!」という場合、大抵はオイルの受け皿の中に落ちたか、さもなくば、バイクのエンジン側にくっついたままになっていますので、確認してみてください。
次にドレンボルトを締めるときには、ワッシャーは新品に交換してください。
穴の直径が12mmのドレンボルト用ワッシャーです。
このワッシャー、厚手のアルミ製で、締め付けられて潰れることでピッタリ密着する仕掛けです。
オイル漏れを防ぐために、新品を使いましょう。
(と言いながら、私は用意を忘れていたので、そもまま使いましたが、これは自己責任になります)
廃油の処理方法
ここでもペットグッズ? を投入。笑
十分オイルを吸わせたトイレシートは、ビニール袋の口を縛ってそのまま、犬のおやつの袋にIN!
これが、さらに厚手の、チャック付きビニール袋だったりしますので、漏れなしで安心です。
あとは自治体ルールに従って処分しましょう。
オイルの準備
今回は、ホンダの純正オイルの買い置きがあったので、それを使うことにしました。
たしかドンキホーテで(780円だったかな?)買ってきたものです。
2輪車用でかつ、4サイクルエンジン用です。
API規格:SLとか、SAE規格:10w-30とか能書きはありますが、無理に覚えなくても良いです。
今回使ったオイルはホンダのウルトラG1 10w-30。
スクーター用にはウルトラE1 10w-30というオイルもあるようです。
何言っているんだかよくわからない人は、「自分のバイクには何が良いか」バイク屋さんに聞いておくのが良いでしょう。
まぁ、私のはご参考まで。
オイルを入れてみよう
1)ドレンボルト周りを脱脂スプレー(なければきれいな雑巾)などでキレイキレイしておきます。
2)ワッシャーを忘れずに入れてから、ドレンボルトを締め直します。
これで、お風呂の栓をした状態
ちなみに、オイルを買うと、「注ぎ口」?がついてきます。
ドン・キホーテとかですと、売り場に置いてあるだけなので、忘れずにもらってきましょう。
スーパーでお弁当を買ったら、割り箸をもらうでしょう? その感覚です。
こういう場面で使います。
オイルジョッキがあったほうが、量も計れて良い感じですが、引っ越しのときに捨ててしまったので、今日は目分量でいきます。苦笑
ぶっちゃけオイルを給油口に注ぐためだけなら、DMハガキでも丸めて漏斗(ジョウゴ)にするとか、そんな技が使えると思います。
オイルレベルを確認しながら入れていく
これは雑なので、子供は真似しちゃダメかもしれません。苦笑
自分が入れたオイル量を、レベルゲージで確認しながら足していきます。
街乗り用マシンに付いては、許容範囲内の最大量とするのが、私の好みです。(どうせ減るから)
確認作業
いったんオイルレベルを決めたら、蓋(オイルフィラーキャップ)を締めて、一度エンジンを回します。
少し時間を置いてから、再度オイルレベルを計測。
問題ない。
オイルも漏れてこないことを確認して作業終了です。
少しエンジン音が静かになったり、気付きがあるかもしれません。
さっきまで真っ黒だったオイルが、こんなにキレイになりましたとさ。
そんなわけで、オイル交換は簡単ですので、一度ご自分でやってみてください。
ではでは、ご報告、お待ちしております。
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