モリワキからHRC!
そして世界最速へ!
宮城光選手がただのイケメンではない話。
男前@宮城光
レーシングライダー宮城 光(みやぎ ひかる)選手
「光」と書いて「ヒカル」! 名前からしてもう芸能人、アイドルみたいです。
当時、実際に「光GENJI」というアイドルグループも居ましたからね。
ちょうどバイクブーム到来の1980年代、若きスーパースターとして、雑誌でもずいぶんもてはやされていました。
長身イケメンの甘いマスクと軽妙な語り口は50歳を過ぎても変わらず、バイクだけではなく、コメントもかっ飛ばしてくれます。
スーパーノービス
オートバイのロードレースには、そもそもクラス分けがあり、ノービス→国際B級→国際A級というように、それぞれ昇格しないと次のステージのレースには出場すら出来ないルールがあります。
宮城選手は、デビュークラスのノービスを超えた走りをするということで、「スーパーノービス」などと言われる選手でした。
その走りは鮮烈で、年間を通して争われる全日本選手権でも立て続けにチャンピオンを奪っていきました。
1982年 ノービスクラス 250ccクラスとF3クラスのWチャンプ
1983年 国際B級 F1クラスとF3クラスのWチャンプ
モリワキでのレース
大排気量から小排気量までを乗りこなして活躍しましたたが、国際A級昇格後、優勝への道のりは遠く険しいものでした。
そんな中で、モリワキの地元鈴鹿での1勝は大きな歓声に包まれました。
鈴鹿8時間耐久オートバイレース
宮城選手は8耐にも参戦しています。
モリワキでは八代選手とペアを組んだこともありました。
苦戦しても粘り強く闘うのが宮城選手らしいです。
オイルクーラーの破損で煙を吹くが、その後ピットで修理をして再びコースに復帰しました。
HRCそして味の素ホンダ
HRC、ついにNSR500での最高峰クラスへの挑戦です。
HRCカラー、クノールカップスープのイエローカラー、味の素ホンダ・レーシングのブルーストライプのTERRAカラー。
スタートで飛び出したりはするものの、こちらでもなかなか勝てずにいました。
しかし、1990年の全日本国際A級500ccクラス最終戦・・・
一度混戦から抜け出した感がありましたが、最終コーナーであわや転倒しかけて、再び団子状態へ・・・。
勝負のレースはMFJグランプリでした。
筑波サーキットでシーズン最期を優勝で締めくくってくれました。
その後の宮城光
その後、交通事故~アメリカ武者修行時代、4輪自動車レースへの参戦などを経て、今は解説者や安全運転の講師、ホンダ・コレクションホールでの動態確認テストドライダーなどを行っている。
映画「世界最速のインディアン」の舞台、ソルトフラッツで行われる。ボンネビル・スピードウィークに参加。
2016年に該当クラスのコースレコード(最高速記録)を叩き出すなど、各方面で活躍している。
ちなみにそのときに車両は、軽自動車S660のエンジンを搭載したマシン「S-Dream」。
Hondaが経験の浅い若手エンジニアで作り、送り込んだプロジェクトチームとの共同作業で成し遂げた偉業でした。
レコードブレーカー宮城光
Bonneville(ボンネビル)でクラス最高速を叩き出すと、「レコードブレイカー(最高速の記録更新者)」という称号が与えられ、記録更新者にしかかぶることが許されないトレードマークの赤い帽子を渡されるのだという。
宮城選手はまさにそのレコードブレイカーなので、赤い帽子をかぶる資格を持った有資格者なのです。
さらに、時速200マイル以上を達成しているので、200マイルクラブのメンバーとしても認定されています。
200マイルクラブの人数は、世界一高い山、エベレストの登頂者よりも少ないそうです。
詳しくはこちらご参照下さい。
宮城光さんについてもっと知る!?
DVDもあるし、本もある。モデルカーもあります。
HONDA S-Dream号のモデルカーは超絶希少なので、欲しい人は速攻即決をおすすめします。
そういえば我が家には、味の素ホンダカラーのNSR500宮城光号のプラモデルもあります。
なかなか楽しめますよ。
宮城光さんの車愛
4輪もお乗りの光兄さんは、車の趣味もかなりマニアック。
本人曰く「ロータス エキシージホンダ」と、フォルクスワーゲンの「ルポGTIカップカー」
年
マニュアル、重ステの「ロータス エキシージホンダ」とは!?
どうやら、ヤマハの1.8Lエンジンをホンダの2.0Lに載せ替えされたとのことです。
さすがホンダの広告塔!筋金入りですね。
あせて読みたい
同じモリワキ出身ライダー八代俊二
八代俊二(やつしろしゅんじ)はモリワキから世界へ! ワインガードナーのチームメイト! 突っ込みハッチはホンダのライダー!!
やはりモリワキ出身ライダーのワイン・ガードナー
ワインガードナー(Rothmans HONDA NSR500)はモリワキから世界チャンピオン!ブルーサンダー!
【全日本ロードレース選手権】歴代チャンピオンズリスト(1980年代編)
【全日本ロードレース選手権】歴代チャンピオンズリスト(1980年代編)
【全日本ロードレース選手権】歴代チャンピオンズリスト(1990年代編)
【全日本ロードレース選手権】歴代チャンピオンズリスト(1990年代編)
▼▼スポンサーリンク▼▼
-
【バイクグッズ】デグナー
DEGNER(デグナー)は京都のレザーショップ
ハーレー御用達で、レザージャケットやレザーパンツはもちろん、ブーツやグローブ、キャップなど、のウェア一式からサイドバッグなどのバイク取り付けバッグまで対応。概要 ライダーズウェアやバッグなど 特徴 ウェアから小物まで革製品のお店 メーカー直営店なので配達も早く、アフターの対応もしてくれます。
-
【バッテリー他】益城電池
益城電池(ましきでんち)さんのサイトは、バッテリーだけではなく、アライヘルメットやRSタイチさんのウェア、その他タンクバックやサングラスなども扱っています。
概要 バイクパーツ総合デパート 特徴 バッテリーだけではない バイクバッテリーの適合表は、国内4社だけではなく、BMW、トライアンフ、ドゥカティ、ハーレー、ビモータやビューエル、MVアグスタ、ベスパなどにも及んでいて便利です。
-
【バイク買取】バイク王
「あなたのバイクは今いくら?」オンラインでそのままできる3ステップの無料お試し査定が便利です。