ウェイン・レイニー選手は、モーターサイクルロードレース世界選手権の最高峰、GP500ccクラスにおいて、1990年から3年連続の世界チャンピオンです!
アメリカ人最強ライダー!?
ウェイン・レイニー(Wayne Rainey)選手はカルフォルニア出身のアメリカ人ロードレーサーです。
「Wayne(ウェイン)」のスペルは、Wayne・Gardner選手と同じですが、あちらは「ワイン」と読みます。アメリカとオーストラリアとでは発音が違うようです。
ウェインレイニー選手のバイク歴
6歳からバイクに跨る。
▼▼この頃からすでに、目つきがプロのレーサーですよね。
少年時代はヤマハのマシンでダートトラックレースで腕を磨く。
▼▼もうだいぶ磨けています。。。(*_*;
▼▼HD(ハーレーダビッドソン)にもまたがる
そしてスーパーバイクへ
1983年、アメリカ国内選手権、AMAスーパーバイクでチャンピオン。(Kawasaki)
1984年、アメリカ・ロードレース界の英雄、ケニー・ロバーツ率いるチームロバーツから世界グランプリ(WGP)の250ccクラスにエントリーして年間総合ランキング8位の成績を残すが、体制の不備などもあり、目立った印象を残す事が出来なかった。
またアメリカに戻り、AMAスーパーバイクシリーズに参戦。
1987年、ホンダVFR750で、自身2度目のAMAスーパーバイクチャンピオンになる
1988年、WGP500ccクラスへのフル参戦
1988年、今度は世界最高峰のクラスWGP500ccクラスにエントリー。この時のチームが「チーム・ラッキーストライク・ロバーツ・ヤマハ」。ゼッケンは17番。この年同じく世界フル参戦となったチームメイトのケビン・マギーよりも大きい数字でのエントリーであった。
ここしばらくのホンダとヤマハのタイトル争いを振り返ってみると、大変興味深いことが分かる。
これこそがまさにHY戦争である。
そして、前年HONDAにチャンピオンを奪われたヤマハが、なんとか王座を取り返したいシーズンであった。
#17やばい奴がやってきた
1988年のシーズン開幕はラウンド1、鈴鹿グランプリ。
予選、決勝ともに速い!強い!
決勝レースの主役は、AMA時代からのライバル、ケビン・シュワンツと前年チャンピオンのワイン・ガードナーに譲ったものの、好スタートから着実に6位に入るあたり、末恐ろしいものを感じずには居られなかった。
蛇足だが、1988年は4輪のF1グランプリで、アイルトン・セナが総合優勝、チャンピオンを獲った年でもある。
世界王者に向けてのカウントダウン
ロードレースのゼッケンは基本的に、前年のランキング順に番号の使用が認められるので、前年チャンピオンが1番、ランキング2位が2番と、非常にわかりやすい。(※希望で大きな番号を使い続けるレーサーが居るので、一概にランキングとイコールとはいえない場合もあります。例:ケビン・シュワンツの34番やバレンティーノ・ロッシの46番)
1988年は確実にポイントを取り続けて、1勝を含む表彰台7回でランキング3位。
1989年には早くもエディー・ローソン、ケビン・シュワンツとの優勝争いを行い、ランキング2位。
この年はむしろレイニーが勝つんじゃないかと思いました。2度のリタイヤが悔やまれます。それ以外は3勝を含めて、すべて表彰台でした。
1988年にゼッケン17番で始まったレイニーの車番が、1989年に3番、1990年には2番。
確実にチャンピオンに向けての歩みを進めていき、いよいよチャンピオン獲りか?という状況でした。
チャンピオンへの道
1990年、ライバルのケビン・シュワンツと争うが、速いシュワンツと強いレイニーは安定的してポイントを重ねていくレイニーに軍配が上がり、初チャンピオンを獲得した。
続く1991年、1992年とマイケル・ドゥーハンの台頭などを退け、アメリカ人先輩ライダーで恩師、ケニーロバーツ以来の3年連続チャンピオンに輝いた。
永遠のライバル
レイニーの生涯永遠のライバルはケビン・シュワンツ選手をおいて他には居ないでしょう。
AMA時代から、世界GP時代と、舞台を変えてもずっとライバル関係が続きました。
レース中の事故でその舞台を降りるまでは・・・。
レイニーの愛機 YAMAHA YZR500
▼▼その後も、YAMAHA YZR500で3年連続世界チャンピオン!
ウェインレイニーのヘルメット
▼▼▼Kawasaki時代はBellだったようです。
▼▼▼こちらはホンダ時代
WGP参戦時、SHOEIとAGVを使っていましたね。
▼▼▼WGP500参戦当時のヘルメット。しいていうならSHOEIさん前期型
https://www.instagram.com/p/B5AkM9dp6Ix/?utm_source=ig_web_copy_link
▼▼▼SHOEIヘルメット ラッキーストライク時代
https://www.instagram.com/p/Bh3aDk-FTxx/?utm_source=ig_web_copy_link
▼▼▼SHOEIヘルメット マルボロ時代
▼▼▼SHOEIさん後期型のレプリカヘルメットのどアップ
(SHOEI X-14 ウェイン・レイニーレプリカ)
※RICOLAND_KYOTOさんで購入可能。
(記事作成時点の情報なので、在庫はご自身で確認してくださいね)
▼▼▼1993年のagvさんのヘルメット
作りがSHOEIさんに酷似しているように見えるのは気のせいなのでしょうか?
2019年鈴鹿サーキットのイベント
半身不随で車椅子になったレイニーさんですが、青木拓磨選手同様に、サーキットランで元気な姿を見せてくれました。
▼▼▼26年ぶりにサーキットでの走りが復活!
あれ? ヘルメットがしSHOEIさんに戻っていますね。
関連記事
永遠のライバル、ケビン・シュワンツ
ケビンシュワンツ! 究極のアメリカンライディングはテキサス・ロデオライディング!
最大の壁、エディー・ローソン
エディローソンは燃える闘魂のオートバイレーサー!? ステディー・エディーは嘘っぱちだった!?
追いついてきたライバル、ミック・ドゥーハン
マイケルドゥーハン! WGP5連覇の最強ライダーはホンダの絶対的エース!
大先輩で監督、ケニー・ロバーツ
ケニーロバーツ! アメリカンライダー隆盛の原点! キング・ケニーここにあり!
弟子、可愛い後輩、ノリック阿部典史
ノリックこと阿部典史(あべのりふみ)は真のレジェンド! V.ロッシが憧れたレーサー! ホンダからヤマハへ
アメリカンレジェンドレーサーたち
▼▼スポンサーリンク▼▼
-
【バイク買取】バイク王
「あなたのバイクは今いくら?」オンラインでそのままできる3ステップの無料お試し査定が便利です。
-
【バイクグッズ】デグナー
DEGNER(デグナー)は京都のレザーショップ
ハーレー御用達で、レザージャケットやレザーパンツはもちろん、ブーツやグローブ、キャップなど、のウェア一式からサイドバッグなどのバイク取り付けバッグまで対応。概要 ライダーズウェアやバッグなど 特徴 ウェアから小物まで革製品のお店 メーカー直営店なので配達も早く、アフターの対応もしてくれます。
-
【バッテリー他】益城電池
益城電池(ましきでんち)さんのサイトは、バッテリーだけではなく、アライヘルメットやRSタイチさんのウェア、その他タンクバックやサングラスなども扱っています。
概要 バイクパーツ総合デパート 特徴 バッテリーだけではない バイクバッテリーの適合表は、国内4社だけではなく、BMW、トライアンフ、ドゥカティ、ハーレー、ビモータやビューエル、MVアグスタ、ベスパなどにも及んでいて便利です。