肘すりの元祖はジャン フィリップ ルジア! フランス人バイクレーサー

元祖肘すりバイクレーサーはジャン フィリップ ルジア!

ジャン フィリップ ルジア(Jean Philippe Ruggia、1965年10月1日生まれ)
フランス出身のオートバイレーサー。

1987年から世界グランプリ250ccクラスに参戦し、その独特なライディングフォームから「肘すりルジア」の名で有名になった選手です。

肘すりといえば、マルクマルケス選手が有名ですが、今から20年以上も昔にルジア選手の代名詞となっていたわけで、このジャンフィリップルジア選手こそが「元祖肘すりライダー」と言えるでしょう。

マルク・マルケス選手に限らず、ケーシー・ストーナー選手やヴァレンティーノ・ロッシ選手、ステファン・ブラドル選手、ホルヘ・ロレンソ選手、ペン・スピース選手、MotoGPのトップライダーたちがみな、揃いも揃って肘をする時代に突入した今、「肘すり」はさして珍しいことではなくなりましたが……、ルジア選手が活躍した1980年代当時は、マシンも、タイヤのグリップも、電子制御も今とは状況が違い、「肘を擦るような走り方をする珍しい選手がいる!」と、紹介される場面が多かったです。

肘すりルジア選手について

世界グランプリへの初出場は1987年、ホンダの小林大(こばやしまさる)選手が優勝した雨の鈴鹿日本グランプリ。

1987年、1988年とヤマハTZ250で善戦し、1989年ファクトリーマシンYZR250が貸与された。
3度の表彰台など活躍したが、世界ランキングは前年と同じ7位でした。

https://www.instagram.com/p/B-XleWWnpe3/

1990年、1991年は最高峰クラスのGP500ccクラスへ参戦。
1度2位表彰台を得ているが、毎レース、主に中団グループ争いでした。

ソノートヤマハからの参戦はここまでとなり、WGP250ccクラスに復活。
ジレラ→アプリリア、ホンダ、Muzと渡り歩きます。

1993年アプリリアから参戦し、イギリスGPで世界グランプリ初優勝!
この年は世界ランキング6位(2勝)

1994年 アプリリアでランキング6位(1勝)アプリリア

1995年で、この年は0勝ですが、アプリリアでランキング5位となりました。

主な戦績

世界GP戦績

年 クラス 順位 チーム
1987年 WGP250cc 17位 ソノート・ヤマハ
1988年 WGP250cc 7位 ソノート・ヤマハ
1989年 WGP250cc 7位 ソノート・ヤマハ
1990年 WGP500cc 8位 ソノート・ヤマハ
1991年 WGP500cc 10位 ソノート・ヤマハ
1992年 WGP250cc 17位 ジレラ
1993年 WGP250cc 6位(2勝) アプリリア
1994年 WGP250cc 6位(1勝) チェスターフィールド・アプリリア
1995年 WGP250cc 5位 エルフ・ホンダ
1996年 WGP250cc 9位 ホンダ
1998年 WGP500cc – MuZウェバー

 

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